【2026年最新】半導体企業の平均年収ランキング|主要20社
今回選定した20社では、ディスコ、レーザーテック、東京エレクトロンが上位3社です。
平均年間給与は提出会社・単体の平均です。職種別・年齢別の給与、グループ全体の平均、求人票の提示レンジではありません。
| 順位 | 企業名 | 平均年間給与 | 対象人数 | 平均年齢 | 決算期 | 分類 | 会社形態 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ディスコ証券コード 6146 | 1,880万円 | 3,687人 | 37.2歳 | 2026年3月期 | 製造装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 2 | レーザーテック証券コード 6920 | 1,681万円 | 516人 | 40.1歳 | 2025年6月期 | 検査・計測装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 3 | 東京エレクトロン証券コード 8035 | 1,380万円 | 2,309人 | 43.1歳 | 2026年3月期 | 製造装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 4 | キオクシアホールディングス証券コード 285A持株会社140人の平均。最大人員会社のキオクシア株式会社は942万円。 | 1,307万円 | 140人 | 46.2歳 | 2026年3月期 | メモリ | 持株会社 | 有報・IR |
| 5 | アドバンテスト証券コード 6857 | 1,098万円 | 2,033人 | 45.7歳 | 2026年3月期 | 検査・計測装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 6 | SCREENホールディングス証券コード 7735持株会社の提出会社単体の平均。事業会社の給与水準とは一致しない。 | 1,080万円 | 653人 | 42.0歳 | 2026年3月期 | 製造装置 | 持株会社 | 有報・IR |
| 7 | 東京エレクトロン デバイス証券コード 2760 | 1,075万円 | 1,182人 | 46.2歳 | 2026年3月期 | 半導体商社・設計 | 事業会社 | 有報・IR |
| 8 | ローツェ証券コード 6323 | 1,039万円 | 259人 | 42.6歳 | 2026年2月期 | 搬送装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 9 | オルガノ証券コード 6368 | 1,036万円 | 1,283人 | 43.7歳 | 2026年3月期 | 超純水・設備 | 事業会社 | 有報・IR |
| 10 | 荏原製作所証券コード 6361 | 980万円 | 5,489人 | 43.1歳 | 2025年12月期 | 製造装置・精密 | 事業会社 | 有報・IR |
| 11 | KOKUSAI ELECTRIC証券コード 6525 | 960万円 | 1,193人 | 44.1歳 | 2026年3月期 | 製造装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 12 | ソシオネクスト証券コード 6526 | 959万円 | 2,111人 | 50.6歳 | 2026年3月期 | ファブレス | 事業会社 | 有報・IR |
| 13 | 信越化学工業証券コード 4063 | 898万円 | 4,059人 | 40.8歳 | 2026年3月期 | 半導体材料 | 事業会社 | 有報・IR |
| 14 | フジミインコーポレーテッド証券コード 5384 | 892万円 | 911人 | 41.9歳 | 2026年3月期 | 半導体材料 | 事業会社 | 有報・IR |
| 15 | TOPPANホールディングス証券コード 7911持株会社の平均。開示されたTOPPAN株式会社の平均は780万円。 | 868万円 | 1,430人 | 42.8歳 | 2026年3月期 | フォトマスク等 | 持株会社 | 有報・IR |
| 16 | JX金属証券コード 5016 | 830万円 | 3,250人 | 41.5歳 | 2026年3月期 | 半導体材料 | 事業会社 | 有報・IR |
| 17 | 堀場製作所証券コード 6856 | 820万円 | 1,573人 | 42.8歳 | 2025年12月期 | 計測装置 | 事業会社 | 有報・IR |
| 18 | ニコン証券コード 7731 | 798万円 | 4,656人 | 41.9歳 | 2026年3月期 | 露光装置・光学 | 事業会社 | 有報・IR |
| 19 | ルネサス エレクトロニクス証券コード 6723 | 750万円 | 6,025人 | 48.5歳 | 2025年12月期 | IDM | 事業会社 | 有報・IR |
| 20 | TOWA証券コード 6315 | 739万円 | 716人 | 39.2歳 | 2026年3月期 | 後工程装置 | 事業会社 | 有報・IR |
ランキングは、日本上場の主要な半導体メーカー、製造装置、検査・計測、材料関連企業20社を編集部が選び、各社の直近有価証券報告書に記載された提出会社単体の平均年間給与を並べたものです。国内の全半導体関連企業を網羅した順位ではありません。
平均年間給与は1万円単位の概数で表示しています。決算期が異なるため、2025年6月期、2025年12月期、2026年2月期、2026年3月期の直近開示が混在します。古い数字を新しい数字へ推計することはしていません。
平均年収ランキングの調査方法と対象範囲
口コミや求人サイトの推定値ではなく、有価証券報告書の平均年間給与を基準にしました。
金融庁EDINETと各社IRで直近の開示を確認
連結グループ全従業員の平均ではない
多くの企業は賞与や基準外賃金を含むと注記
各社の決算期は表へ個別に掲載
有価証券報告書の平均年間給与は、企業間比較に使いやすい公開指標です。ただし、平均に含める従業員、出向者、賞与、基準外賃金などの細かな条件は各社の注記に従います。完全に同じ雇用構成へ補正した数字ではありません。
上位企業の平均年収が高い背景
上位には、利益率が高く、業績連動の賞与が平均年間給与へ反映されやすい企業が並びます。
2026年3月期の提出会社平均は約1,880万円です。有価証券報告書では賞与と基準外賃金を含むとされ、前年度からの増減率も開示されています。職群や等級で水準が異なるため、全員がこの金額を受け取る意味ではありません。
2025年6月期の提出会社平均は約1,681万円です。単体従業員516人の平均で、賞与と時間外手当などを含みます。検査・計測装置という高付加価値領域の企業ですが、職種別の給与は有報の全社平均だけでは分かりません。
2026年3月期の提出会社平均は約1,380万円です。同社の開示では賞与と基準外賃金を含み、株式報酬費用は除くと説明されています。業績変動によって賞与部分が動く可能性を考えて読みます。
半導体製造装置は技術難度が高く、世界市場で競争する企業が多い領域です。一方、平均年間給与が高い年でも、その全額が毎年固定されるとは限りません。固定部分と業績連動部分を分けることが重要です。
ランキング上位という事実だけから、働きやすさや将来の給与を判断することはできません。事業の収益性、賞与制度、従業員構成、平均年齢、残業時間、採用ポジションの等級などが平均値へ影響します。
持株会社の平均年収は、そのまま事業会社へ当てはめない
持株会社では、経営企画や管理部門など少人数の従業員だけが平均の対象になることがあります。
| 開示上の会社 | 読み方 |
|---|---|
| キオクシアホールディングス | 提出会社140人の平均。開示された最大人員会社キオクシア株式会社の平均とは差がある |
| SCREENホールディングス | 持株会社単体の平均。半導体製造装置の各事業会社・職種へ一律に当てはめない |
| TOPPANホールディングス | 持株会社と開示対象の事業会社で平均が異なる。応募先法人を確認する |
転職サイトで企業グループ名を見たときは、雇用主が持株会社なのか事業会社なのかを確認してください。求人票の法人名が違えば、給与制度、勤務地、福利厚生、評価制度も同一とは限りません。
平均年収は「自分が入社した場合の年収」ではない
平均値は企業研究の入口ですが、個人の提示条件を予測する数字ではありません。
年齢構成が高い企業では、勤続や等級を反映して平均も高くなりやすい
設計、製造、営業、管理、サービスでは責任範囲と給与テーブルが異なる
業績連動部分が大きい場合、会社業績によって年間給与が動く
時間外手当などを含む平均は、固定給だけを示す数字ではない
提出会社単体と連結グループ、国内子会社、海外法人は対象が違う
企業ごとに集計期間が異なり、同じ景気局面とは限らない
応募時は平均年間給与だけでなく、求人票の給与レンジ、想定等級、賞与の算定方法、残業代の扱い、退職金、各種手当を確認します。面接後に条件提示を受けた場合は、年額だけでなく固定部分と変動部分へ分解すると比較しやすくなります。
企業分類別に見ると、給与の意味が分かりやすい
同じ半導体関連でも、メーカー、装置、材料、インフラでは利益構造と職種構成が違います。
| 企業分類 | 給与を見るときの確認点 |
|---|---|
| 製造装置・検査 | 業績連動賞与、海外顧客対応、出張・サービス業務、技術職の比率 |
| 半導体メーカー・ファブレス | 設計と製造のどちらが中心か、専門職制度、勤務地、交替勤務の有無 |
| 材料 | 半導体以外の事業比率、製造拠点、研究開発職と量産職の制度差 |
| 設備・インフラ | 半導体向け事業が全社の一部か、プロジェクト業務や顧客現場対応の範囲 |
平均年収が近い2社でも、仕事の内容や報酬の安定性は異なります。自分の経験と近い職種がどの事業に属するかを確認し、同じ分類の企業同士で求人条件を比較すると判断しやすくなります。
海外半導体企業を同じ平均年収ランキングにしない理由
海外企業は、国ごとの開示制度、給与の定義、通貨、株式報酬の扱いが異なるため、単純な順位づけが難しいです。
求人票に記載された対象地域と職位のレンジを確認
目標額、会社業績、個人評価による変動条件を確認
付与時点ではなく、権利確定条件と変動リスクを分けて考える
外資系企業を比較する場合も、グローバル全社員の中央値より、日本で募集中の同職種・同レベルの条件が重要です。給与だけでなく、雇用法人、通貨、評価サイクル、退職制度、福利厚生まで同じ表へ並べます。
転職先選びで平均年収ランキングを使う4ステップ
ランキングで候補を広げ、最後は応募職種の具体的な条件へ絞り込みます。
- STEP 1企業分類を確認
メーカー、装置、材料のどこで、自分の経験が接続するかを整理する
- STEP 2対象法人を確認
持株会社、事業会社、国内子会社のどこが雇用主になるかを見る
- STEP 3求人レンジを確認
職種、勤務地、等級、必要経験に対して示された条件を読む
- STEP 4報酬を分解して比較
固定給、変動報酬、手当、退職制度、株式報酬などを同じ項目へそろえる
平均年収が高い企業だけに絞ると、経験との接続や採用可能性を見落とすことがあります。今狙える企業と将来のストレッチ目標を分け、必要な技術経験、英語、顧客対応、マネジメント経験を整理してください。
半導体企業の平均年収に関するよくある質問
ランキングの数字を転職判断へ使う前に、よくある疑問を整理します。
- 日本で平均年収が最も高い半導体関連企業はどこですか?
- 今回選定した主要20社では、2026年3月期のディスコが約1,880万円で1位です。国内全企業を網羅した順位ではなく、有価証券報告書の提出会社単体の平均である点に注意してください。
- 半導体企業はすべて平均年収が高いですか?
- 一律ではありません。事業分野、利益率、賞与制度、従業員構成、平均年齢によって差があります。同じ企業内でも職種や等級で給与は異なります。
- 有価証券報告書の平均年間給与には賞与が含まれますか?
- 多くの企業は賞与や基準外賃金を含むと注記しています。ただし詳細な定義は企業ごとに異なるため、各社の有価証券報告書の注記を確認してください。
- 平均年収と求人票の想定年収が違うのはなぜですか?
- 平均年収は提出会社の全対象従業員を集計した過去の平均です。求人票は特定の職種、勤務地、経験、等級を想定したレンジなので、対象が異なります。
- 持株会社の平均年収を事業会社の目安にできますか?
- そのまま当てはめるのは避けた方がよいです。持株会社は経営・管理部門など少人数だけが対象の場合があり、製造や開発を担う事業会社とは従業員構成が違います。
- 海外の半導体企業と日本企業を比較できますか?
- 基本給、賞与、株式報酬、中央値、通貨などの定義をそろえれば一部比較できますが、単純な平均年収ランキングは誤解を招きます。応募する国・法人・職種の求人条件を比較する方が実用的です。
- 給与が高い会社を第一志望にすべきですか?
- 給与は重要な条件ですが、仕事内容、勤務地、働き方、成長機会、事業の変動、評価制度も合わせて考えます。平均年収は候補を調べる入口として使うのが適切です。
まとめ|給与は気にしてよい。ただし平均値を分解して見る
半導体企業の平均年収は会社選びの有用な材料ですが、応募時の条件そのものではありません。
まずランキングで企業を知り、業界地図で役割を確認し、求人票で自分の職種の条件へ落とし込む。この順番なら、平均年収の数字に振り回されず、給与をきちんと重視した企業研究ができます。