平均の測定計画ツール

平均をこの精度で知るには、何個測ればよい? 想定するばらつきから、精度と測定時間の3案を比較します。

測定前の条件を入力

架空例を表示中:標準偏差2 nm、推定幅±0.5 nm、1測定30秒。

信頼水準95%固定・正規近似。入力はブラウザ内で計算し、外部へ送信しません。

測定計画の目安(架空例)

想定した標準偏差を固定した概算です。

測定数の目安
62件
この測定数での推定幅
±0.49784 nm
測定時間の合計
31分(1860秒)

準備・移動・待ち時間は含みません。表示数値は有効数字6桁に丸めています。

精度と負担を3案で比較

想定標準偏差は2 nmで共通
計画目標の幅測定数推定幅測定時間
幅を半分にする±0.25 nm246件±0.24993 nm123分(7380秒)
入力した幅±0.5 nm62件±0.49784 nm31分(1860秒)
幅を2倍にする±1 nm16件±0.98 nm8分(480秒)
  • 独立した代表的な測定と、平均の正規近似を前提とします。標準偏差が既知の場合の式を使い、推定した標準偏差の不確かさは織り込んでいません。
  • 工程の時間変化、測定間の相関、測定の偏りは考慮していません。同じ試料を繰り返し測っても、独立した製品を測った個数とは限りません。
  • 平均の推定精度の計画であり、不良検出・合否判定・改善差の検出力・品質保証を示すものではありません。
  • 所要時間は測定そのものの合計です。準備・移動・待ち時間は含みません。

計算方法と前提

信頼水準95%、正規分布の係数1.96を使用します。測定数 n = max(1, ceil((1.96 × σ / E)²))、推定幅 Eₙ = 1.96 × σ / √n、測定時間 = n × 1測定の所要時間。測定数は整数へ切り上げ、100万件まで対応します。

この式は標準偏差が既知の場合の平均推定に基づきます。過去の測定から標準偏差を推定して使う場合、その推定誤差を含めた精度の保証にはなりません。測定数が少ない場合や分布が強く偏る場合、正規近似の妥当性を確認してください。

95%は同じ方法で繰り返し区間を作った場合の被覆率を指します。個々の測定値の95%がこの幅に収まる、という意味ではありません。有限ロットからの非復元抽出の補正も行いません。

σとEは同じ単位で入力します。測定器の分解能や測定方法の偏りを、測定数だけで解決できるものではありません。

出典:NIST/SEMATECH — Sample sizes required(平均推定の測定数)。式の前提と本文を確認した日・計算仕様更新日:。