前工程と後工程を、流れでつかむ
前工程では、ウエハ上に素子と配線を作ります。後工程では、チップの切り分けや接続・保護、検査などを行います。配線形成を指すBEOLと、組み立てを中心とする「後工程」は同じ意味ではありません。
完成までの6地点を文章で読む
設計
計算や記憶などの機能を回路にし、層ごとに加工する模様を用意します。
ウエハを用意
シリコンの結晶から薄い円板を作り、表面を平らで清浄な状態に整えます。この板をウエハと呼びます。
素子・配線を作る
ウエハ上にトランジスタなどの素子と、それらをつなぐ配線を作ります。多数のチップの領域に加工を重ねる部分が、一般に前工程と呼ばれます。
ウエハで検査
ウエハ上の各チップに接触して電気特性を検査します。測定・検査はこの段階だけでなく、加工の途中にもあります。
切り分け・組み立て
チップを切り分け、外部と電気的につながるよう接続し、保護する形に組み立てます。代表的な後工程の一部です。
最終検査
組み立て後の機能や性能などを検査します。製品やパッケージによって処理の順序や検査内容は異なります。
この丸い板は、結晶を育てるところから始まる。
精製済みの高純度シリコンから、回路を作る前の板を用意する体験です。CZ法による単結晶と、鏡面仕上げの一例を示します。
ウエハ準備8工程の役割と関連記事
高純度のシリコンを溶かす(融解)
結晶を育てるための液体になりました。
砂をそのまま溶かす工程ではありません。半導体用に精製した材料から始め、容器や加熱装置の詳細は省略しています。
詳しい記事を読む →種から結晶を育てる(単結晶育成)
原子の並びの向きがそろった結晶の棒を育てました。
CZ法の模式例です。種結晶に続いて固体が成長します。液体を糸のように引き伸ばすのではありません。図の格子は原子配列の向きを示す記号です。
詳しい記事を読む →結晶の棒の形を整える(外周加工)
薄い円板へ切り出すための棒が整いました。
育成後の結晶を横から見た別視点へ切り替えています。端部の切除、結晶方位の確認や方位目印などを省略した例です。
詳しい記事を読む →薄い円板に切り分ける(スライス)
一枚のウエハを切り出しました。表面を整える加工はこれからです。
ワイヤによる切断の概念図です。実際の複数枚の同時切断や切断幅は省略し、一枚を取り出す様子を示します。チップに切り分ける後工程のダイシングとは対象が違います。
詳しい記事を読む →厚さと面の平行を整える(ラッピング)
板の厚さと平行度を整えました。傷んだ表面層はまだ残っています。
形を整える粗い研磨の役割を示します。小図は表面の凹凸や厚さの差を大きく描いた断面で、実物を切断する操作ではありません。
詳しい記事を読む →加工で傷んだ表面層を除く(ダメージ層除去)
傷んだ層を取り除きました。さらに鏡面へ仕上げます。
化学的なエッチングで表面の材料を除く工程です。汚れを洗うこととは区別します。材料を除去するため、板の厚さも少し減る描写にしています。
詳しい記事を読む →表面をなめらかに磨く(鏡面研磨)
回路形成の土台となる、平らでなめらかな表面へ近づけました。
化学的・機械的な働きを組み合わせた研磨を簡略化しています。配線づくりのCMPとは目的と対象が異なり、ここでは回路のないシリコンの表面を整えます。
詳しい記事を読む →洗って、表面を確かめる(洗浄・検査)
洗浄と確認項目を見ました。まだ回路のない、加工の土台です。
粒子や表面状態、平坦度などを確認します。これは検査項目の紹介で、図がきれいになっただけで合格とは判断しません。回路の電気的な働きを試すウエハ検査とは別です。
詳しい記事を読む →原料の精製は完了している設定です。CZ法の代表例を簡略化し、FZ法や特殊なウエハは扱いません。微量元素による電気特性の調整、温度・回転・引上げ条件、結晶の首部・肩部・尾部、冷却、面取り・方位目印、加工中の保持や洗浄の詳細を省略しています。図の寸法・凹凸・傷・色・速度は実物比例ではありません。検査項目の紹介であり、実際の測定や合格判定は行いません。
露光・現像・エッチングは、別の役割
光でレジストの性質を変え、現像でそのレジストに窓を開け、エッチングで下の膜へ形を移します。光を当てた瞬間にシリコンや下の膜が削れるわけではありません。
8工程の役割と関連記事
表面をきれいにする(洗浄)
不要な粒子を取り除き、次の膜を作る準備ができました。
薬液やガスなど、材料と汚れに合った方法を選びます。図の粒は汚れの模式表現で、実際の大きさではありません。
詳しい記事を読む →薄い膜をつける(成膜)
シリコンの上に、加工対象となる膜ができました。
膜には電気を通す・絶縁するなどの役割があります。ここでは加工の仕組みに集中するため、材料と成膜方式を限定しない模式図にしています。
詳しい記事を読む →光に反応する膜を塗る(レジスト塗布)
光に反応するレジストが、加工対象の膜を覆いました。
レジストは加工場所を決めるための感光性材料です。塗布後の乾燥・加熱などの細かな処理は省略しています。
詳しい記事を読む →光で模様を写す(露光)
光が当たった部分の性質が変わりました。まだ穴は開いていません。
この例はポジ型レジストです。光が当たった部分が現像で除去されやすくなります。光で直接下の膜を削るのではありません。反応に必要な熱処理などは省略しています。
詳しい記事を読む →現像して窓を開ける(現像)
レジストに窓ができ、加工対象の膜が見えるようになりました。下の膜はまだ残っています。
現像で形ができるのはレジストです。続くエッチングで、その開口から加工対象の膜へ形を移します。
詳しい記事を読む →窓から下の膜を削る(エッチング)
保護された部分の膜が残り、加工対象の膜にも形ができました。
この図は開口の下を主に縦方向へ加工する例です。レーザーで削る図ではありません。下地で止まる様子、保護膜の消耗、加工形状は理想化しています。
詳しい記事を読む →役目を終えた保護膜を除く(レジスト除去)
レジストがなくなり、形を作った加工対象の膜が残りました。
加工した膜まで取り除く工程ではありません。材料や残留物に応じて処理方法を選びます。
詳しい記事を読む →表面を洗って次へ進む(加工後の洗浄)
作った形を保ちながら、不要物を取り除きました。これはまだ、膜に形を作った一例です。
残留物が次の成膜や加工を妨げないようにします。単なる水洗いで何でも除去できるわけではなく、作った構造を傷めない方法を選びます。
詳しい記事を読む →なぜ、何度も加工するの?
場所・材料・目的を変えて、素子や配線の構造を作るためです。洗浄は不要物を除いて次の処理に備え、形を作る加工を支えます。実際の工程には熱処理や研磨などもあり、この例だけを繰り返せば動くチップができるわけではありません。
小さなチップを、外とつながる製品にする
ここからは、素子・配線の形成と検査を終えた別の模式例です。リードフレームとワイヤを使う組立を体験します。
固定・電気的な接続・保護は別の役割です。組立が終わっても最終検査が必要です。
内部を見る模式図です。実際の樹脂が透明なわけではありません。
組立7工程の役割と関連記事
ウエハを支える(テープ固定)
保持テープがウエハを支えています。
テープとリングフレームで保持します。図の格子はチップの境界で、まだ切れていません。
詳しい記事を読む →チップの境目を切る(ダイシング)
チップが分離しました。テープが位置を保ちます。
ブレード切断の一例です。チップ内部を切るのではなく、境界の通り道を加工します。切断後の洗浄・乾燥は省略しています。
詳しい記事を読む →一つのチップを取り出す(ピックアップ)
同じ印のチップがテープから離れました。
図の印は対象を追うための目印です。見た目で良否を判定しているわけではありません。取出しの補助機構は省略しています。
詳しい記事を読む →土台に載せて固定する(ダイ固定)
チップを固定しました。信号端子はまだつながっていません。
搭載部と接合材でチップを支えます。固定と、チップ上の信号電極を外部端子へつなぐことは別の役割です。
詳しい記事を読む →細い線でつなぐ(ワイヤ接続)
細いワイヤで電気的な接続ができました。
両端を接合して細い線で結びます。ここでは代表の2本だけを描き、接合方法や工具の細部は省略します。
詳しい記事を読む →樹脂で包んで保護する(樹脂封止)
樹脂の中に、チップと接続したワイヤが残っています。
型内で樹脂により覆う工程を簡略化しています。「中を見る」は内部を示す模式表示で、樹脂が透明になる工程ではありません。
詳しい記事を読む →外側の端子を整える(分離・端子成形)
組立完了。次は最終検査です。
外側の支持部分を除き、端子を成形する例です。組立が終わっても機能や性能の検査が必要です。
詳しい記事を読む →リードフレームにワイヤで接続する一例です。薄化、切断後の洗浄・乾燥、加熱・硬化、表面処理、刻印などは省略しています。寸法・速度は実物比例ではなく、全製品に共通する製造手順ではありません。
金属を埋めて、余分な部分を磨く。これが配線になる。
下層配線ができている別の模式例です。薄膜加工の完成図が、そのままこの構造になるわけではありません。
溝に横方向の配線、穴に上下の接続を作ります。CMPは表面の余分な金属と導電性下地を取り除き、必要な接続を残して隣り合う配線を隔てます。
破線は接続経路の強調です。電流や動作のシミュレーションではありません。
配線7工程の役割と関連記事
絶縁する膜を重ねる(絶縁膜形成)
配線同士を隔てる絶縁膜ができました。
下層の配線はすでにできている設定です。絶縁膜は、必要な場所以外で配線がつながらないようにします。
詳しい記事を読む →配線の溝と接続する穴を作る(溝・ビア形成)
溝と上下をつなぐ穴(ビア)ができました。
複数の露光・現像・加工を一つの動きにまとめています。実際の形成順は方式により異なります。穴は下層配線の位置に合わせます。
詳しい記事を読む →内側に薄い下地を作る(下地形成)
拡散を抑え、後の金属形成を助ける下地ができました。
役割の異なる複数の薄膜を一つの模様で示します。この例の下地は導電性を持ち、表面に残したままでは隣り合う配線を分離できません。
詳しい記事を読む →金属で埋める(金属充填)
内部は埋まりましたが、表面にも余分な金属が残っています。
銅系の埋め込みを理想化しています。気泡や空隙なく埋まる正常例で、表面の金属は左右に連続した状態です。
詳しい記事を読む →表面の余分な部分を磨く(CMP)
上下の接続を保ちながら、左右の配線を隔てました。
研磨液の化学的な働きとパッドによる機械的な働きを組み合わせます。複数の除去処理をまとめ、溝と穴の中に必要な材料を残して平坦にする様子を示します。
詳しい記事を読む →加工後の表面をきれいにする(CMP後洗浄)
配線の形を保ったまま、表面の残留物を除きました。
洗浄は配線を削って作る工程ではありません。材料や残留物に合った方法を選びます。
詳しい記事を読む →上面を保護する(保護膜形成)
場所や材料を変えて、さらに層を重ねる準備ができました。
この例では電気を隔てる保護膜を示します。配線上面の保護や次の加工との境界を担い、同じ形をそのまま重ねるだけで完成するわけではありません。
詳しい記事を読む →銅系の埋め込み配線の一例です。溝・穴の形成は複数の露光・現像・加工をまとめ、下地は拡散防止・形成を助ける複数の薄膜をまとめています。CMPも表面の金属と導電性下地を除く複数の処理を簡略化しています。停止膜、熱処理、材料ごとの除去速度、実際の寸法・凹凸・加工条件は再現していません。
見た目が同じでも、電気の働きは同じ?
見た目の検査と電気的な試験は別です。電極や端子へ接触し、テスタで信号を与えて応答を受け取り、期待や規格と比べます。
切り分ける前に、ウエハの上で確かめる
回路形成を終えたウエハの別の模式例です。★のチップだけに注目します。
入力・期待・受け取った応答を表で見る
入力と反対の0・1を返す架空回路の例です。測定前・未取得の応答は「未取得」と表示します。
| 順番 | 入力 | 期待 | 応答 |
|---|---|---|---|
| 1 | 0 | 1 | 1 |
| 2 | 1 | 0 | 0 |
| 3 | 0 | 1 | 1 |
| 4 | 1 | 0 | 0 |
この項目は一致しています。他の項目は未確認で、製品全体の合格とは判断しません。
★の対象について、この項目の結果を記録しました。
ウエハ検査4工程の役割と関連記事
調べるチップの位置を合わせる
★のチップの電極位置が合いました。まだ測っていません。
プローバはウエハの搬送・保持・位置合わせを担います。表面のキズをカメラで探す外観検査とは別の体験です。
詳しい記事を読む →電極に針を接触させる
接触しました。触れただけでは働きは分かりません。
図は相対的な接近を示す模式図です。針で穴を開ける加工ではありません。実際の電極・針の本数や接触調整は省略しています。
詳しい記事を読む →信号を送り、応答を受け取る
この教材の4つの応答がそろいました。次に期待と比べます。
テスタは電源や信号を与えて応答を測る装置です。この例では入力と反対の0・1が返るかを見るだけで、実製品の測定条件ではありません。
詳しい記事を読む →応答を比べ、位置と結果を記録する
★のチップは、この項目では一致。位置と一緒に記録しました。
実際には必要な試験を行い、その結果を組立対象の選別や解析へ渡します。図の他のチップは未確認です。色や見た目で良否を決めていません。
詳しい記事を読む →組み立てた後も、外側の端子から確かめる
組立を終えた別のパッケージの模式例です。前のウエハ検査と同じ製品を追跡するデータではありません。
入力・期待・受け取った応答を表で見る
入力と反対の0・1を返す架空回路の例です。測定前・未取得の応答は「未取得」と表示します。
| 順番 | 入力 | 期待 | 応答 |
|---|---|---|---|
| 1 | 0 | 1 | 1 |
| 2 | 1 | 0 | 0 |
| 3 | 0 | 1 | 1 |
| 4 | 1 | 0 | 0 |
この項目は一致しています。他の項目は未確認で、製品全体の合格とは判断しません。
★の対象について、この項目の結果を記録しました。
最終検査4工程の役割と関連記事
製品を検査する位置へ運ぶ
外側の端子と検査位置が合いました。まだ測っていません。
ハンドラは製品の搬送などを担います。図では1個のパッケージと代表の端子だけを示します。
詳しい記事を読む →外側の端子を接触させる
パッケージの外側から、電気的につながりました。
ウエハ上の電極へ針で触れる場合と、接触する対象が違います。樹脂を剥がして内部を見る試験ではありません。
詳しい記事を読む →外側から信号を送り、応答を受け取る
この教材の4つの応答がそろいました。次に期待と比べます。
組立後の接続を含めた状態で働きを確認します。実際には機能・電気特性・速度など、製品に応じた複数の項目と条件を使います。
詳しい記事を読む →応答を比べ、製品の結果を記録する
この項目では一致。組立後の確認結果を記録しました。
これは一項目の教材例です。必要な検査全体の結果に基づいて分類や次の処理を決めます。この表示だけで出荷可能とは判断しません。
詳しい記事を読む →架空の回路が入力0・1を反転して返す、機能試験の一項目だけを示します。値は教材用の固定例です。電源・接地・多数の端子、接触の調整、温度、電圧・電流・速度の測定、他の試験は省略しています。一項目の一致だけで製品全体の合格や出荷を判断しません。寸法・速度は実物比例ではありません。
薄膜加工を支える仕事
加工条件を整える人、装置の調子を保つ人、測定・検査で確かめる人。体験のまとめでは、3つの役割を図で見られます。
架空の困りごとで仕事の役割を紹介しています。職種名・担当範囲は会社や部門によって異なり、一人で完結せず連携して進めます。実設備の操作手順や適職の判定ではありません。
3つの仕事を文章で読む
加工条件を整える
プロセスエンジニアなど
困りごと:加工した膜の形が、狙った形と違って見える。
調べること:加工前後の測定結果と条件の記録を比べ、どの条件が形に影響したかを確かめる実験を計画します。
関わる人:測定担当と形の違いを共有し、装置担当と装置の状態を確認します。
結果を比較して、次に試す条件と確認項目を整理する。条件を変えたら必ず良くなる、とは限りません。
プロセスエンジニアにつながる経験を読む →装置の調子を保つ
設備・装置エンジニア、フィールドエンジニアなど
困りごと:同じ条件で加工しているのに、装置の様子がいつもと違う。
調べること:アラームや点検・保全の記録をたどり、変化した箇所を絞ります。必要に応じて装置メーカーと調べます。
関わる人:製造担当から異常が起きた状況を聞き、プロセス担当と加工への影響を確認します。
状態を整えた後も、加工結果を確認し、再発を防ぐ点検につなげる。工場内の設備担当とメーカーの支援担当では役割が異なります。
設備・装置の仕事につながる経験を読む →測定・検査で確かめる
計測・検査のエンジニアなど
困りごと:膜の形の違いは、本当の変化? 測り方の違い?
調べること:どこを、どう測るかをそろえ、繰り返し測った結果も見ます。測定方法が比較の目的に合うかを確かめます。
関わる人:プロセス担当と知りたい差を整理し、装置担当と測定装置の状態を確認します。
測定の結果と注意点を共有して、追加測定や加工条件の確認へつなげる。測定だけで原因や製品全体の合否が決まるわけではありません。
関連する品質・不良解析の仕事も読む →職種名や募集状況の一覧ではなく、公開された職務説明から役割を紹介しています。計測・検査と品質保証は同じ職種とは限りません。
仕事紹介の更新・出典確認日:
切り分け・組み立てを支える仕事
組立条件を整える人、装置を支える人、品質を確かめる人。固定・接続・保護の役割を、仕事の側から見直します。
架空の困りごとで仕事の役割を紹介しています。職種名・担当範囲は会社や部門によって異なり、一人で完結せず連携して進めます。実設備の操作手順や適職の判定ではありません。
組立を支える3つの仕事を文章で読む
組立条件を整える
組立プロセスエンジニアなど
困りごと:チップを固定する位置が、狙った位置からずれて見える。
調べること:組立前後の結果と材料・条件の記録を比べ、どの段階で違いが出たかを整理します。条件を確かめる実験と評価項目を計画します。
関わる人:装置担当と位置決めの状態を確認し、品質担当と製品に必要な確認項目をそろえます。
固定・接続・保護をそれぞれ確認し、変更した条件の効果を評価する。固定できただけでは電気的な接続は完成しません。
関連するプロセス改善の経験を読む →組立装置の調子を保つ
組立設備・装置エンジニアなど
困りごと:ワイヤをつなぐ装置で、いつもと違う停止が起きる。
調べること:停止時の状況、アラーム、点検・保全の記録をたどり、装置の変化を切り分けます。必要に応じてメーカーと調べます。
関わる人:製造担当に発生状況を聞き、プロセス担当と装置の状態が接続に与える影響を確認します。
復旧後の接続結果も確認し、点検や再発防止へつなげる。装置が動くことと、狙った接続ができることは別の確認です。
設備・装置の仕事につながる経験を読む →組立後の品質を確かめる
品質・不良解析のエンジニアなど
困りごと:樹脂で覆った後、内部の接続も保たれているか知りたい。
調べること:確かめたい項目に応じて検査や解析の担当と確認方法を整理し、組立条件や材料の記録と結果を照合します。外観だけで内部の状態を決めつけません。
関わる人:プロセス担当・検査や解析の担当と、現象と原因候補を共有します。必要に応じて装置や材料の担当とも調べます。
追加確認や対策後の評価、再発防止へつなげる。組立の確認後も最終検査が必要で、一つの検査だけで製品全体の品質を保証するわけではありません。
品質・不良解析の仕事につながる経験を読む →企業の公開職務説明を役割の参考にしています。国内の統一職種名や募集中の求人を示すものではありません。
- Amkor:Assembly Process Engineerの職務説明
- Amkor:Wire Bond Equipment Engineerの職務説明
- Amkor:Customer Quality Engineerの職務説明
組立の仕事紹介の更新・出典確認日:
配線づくり・CMPを支える仕事
表面の余分な導電膜を除き、溝や穴に必要な金属を残す。そのための条件・装置・測定を、それぞれの仕事から見てみましょう。
架空の困りごとで仕事の役割を紹介しています。職種名・担当範囲は会社や部門によって異なり、一人で完結せず連携して進めます。実設備の操作手順や適職の判定ではありません。
配線・CMPを支える3つの仕事を文章で読む
配線・CMPの条件を整える
配線・CMPのプロセスエンジニアなど
困りごと:余分な金属を除きながら、必要な配線を残すには何を確かめる?
調べること:加工前後の膜や形の測定結果と条件の記録を比べ、狙った状態になるかを確かめる実験を計画します。
関わる人:測定担当と評価項目をそろえ、装置や材料の担当と変化の候補を整理します。
表面の余分な金属と導電性の下地を除き、溝・穴の金属を残せているかを確認する。平らに見えることだけで、接続や分離ができたとは決められません。
関連するプロセス改善の経験を読む →研磨装置の調子を保つ
CMPの設備・装置エンジニアなど
困りごと:研磨装置の状態がいつもと違う。加工に影響していない?
調べること:装置の動作やアラーム、点検・保全の記録をたどります。パッドや研磨液を扱う部分も含め、装置の変化を担当者と切り分けます。
関わる人:製造担当に発生状況を聞き、プロセス担当と加工結果を照合します。必要に応じて装置メーカーと調べます。
復旧後の加工結果も確認し、再発を防ぐ点検につなげる。装置が動くことと、必要な配線が残ることは別の確認です。
設備・装置の仕事につながる経験を読む →加工後の状態を測る
計測・検査のエンジニアなど
困りごと:見た目は平らでも、必要なところに金属が残っている?
調べること:確かめたい厚さ・形・表面の状態に応じて、測る場所や方法をそろえます。測定のばらつきと、加工による違いを分けて考えます。
関わる人:プロセス担当と知りたい違いを整理し、測定装置の担当と測り方や装置の状態を確認します。
結果と測定方法の限界を共有し、追加測定や加工条件の確認へつなげる。一枚の図や一つの測定だけで電気的な接続・分離を保証するわけではありません。
関連する品質・不良解析の仕事も読む →公開職務説明を役割の参考にしています。募集中の求人や統一された担当範囲を示すものではありません。計測・検査と品質保証は同じ職種とは限りません。
- 荏原製作所:CMPプロセス開発・顧客サポートの職務説明
- EBARA Precision Machinery Europe:CMP Field Service Engineerの職務説明
- Micron:Metrology Applications Engineerの職務説明
配線・CMPの仕事紹介の更新・出典確認日:
ウエハ準備を支える仕事
回路を作る前の、加工の土台。その仕上がりを支える仕事を見てみましょう。
架空の困りごとで仕事の役割を紹介しています。職種名・担当範囲は会社や部門によって異なり、一人で完結せず連携して進めます。実設備の操作手順や適職の判定ではありません。
ウエハ準備を支える3つの仕事を文章で読む
ウエハの加工条件を整える
ウエハ製造の生産技術・プロセスエンジニアなど
困りごと:結晶から切り出した板を、狙った厚さや表面に整えるには?
調べること:切断・表面加工・研磨などの前後の結果と条件を比べ、狙った状態になるかを確かめる実験を計画します。
関わる人:測定担当と評価項目をそろえ、設備や製造の担当と変化が出た段階を整理します。
厚さや表面などを確認し、条件の改善へつなげる。ここで用意するのは加工の土台で、回路はまだありません。
関連するプロセス改善の経験を読む →ウエハ製造設備を支える
ウエハ製造の設備エンジニアなど
困りごと:加工や搬送の設備で、いつもと違う動きがある。
調べること:アラームや点検・保全の記録と発生状況を照合し、設備の変化を切り分けます。必要に応じてメーカーと調べます。
関わる人:製造担当から状況を聞き、プロセス担当と板の仕上がりへの影響を確認します。
設備の状態と加工結果を確認し、点検や再発防止へつなげる。一人が結晶育成から全設備を担当するとは限りません。
関連する設備・装置の仕事を読む →ウエハの仕上がりを測る
ウエハの評価・分析・品質のエンジニアなど
困りごと:鏡のように見える板なら、加工の土台として十分?
調べること:求められる項目に応じて厚さ・平らさ・表面の状態などを評価します。測る場所や方法をそろえ、見た目だけで判断しません。
関わる人:製造・プロセスの担当と結果を共有し、測定の担当と方法やばらつきを確認します。
確認項目と結果を整理して、次の加工へつなげる。ウエハ材料の評価と、回路を作った後の電気検査は別です。
関連する品質・不良解析の仕事を読む →公開職務説明を参考にした教材です。募集中の求人や各社共通の職種分類ではありません。
仕事紹介の更新・出典確認日:
ウエハ検査を支える仕事
切り分ける前のチップをどう調べ、結果を次へ渡すのでしょう。
架空の困りごとで仕事の役割を紹介しています。職種名・担当範囲は会社や部門によって異なり、一人で完結せず連携して進めます。実設備の操作手順や適職の判定ではありません。
ウエハ検査を支える3つの仕事を文章で読む
ウエハ上のテストを組み立てる
テストエンジニアなど
困りごと:切り分ける前のチップで、どんな働きを確かめればよい?
調べること:製品に必要な働きと検査項目を整理し、与える信号・受け取る応答・比較する基準をテストの手順にします。
関わる人:設計や製品の担当と検査したい内容をそろえ、装置担当と測定できる状態かを確認します。
テストの手順と結果を評価し、検査に使う条件を確認する。一項目が期待どおりでも、チップ全体が良いと決まるわけではありません。
ウエハ検査の仕組みを詳しく読む →ウエハ検査装置を支える
検査設備・装置エンジニアなど
困りごと:同じチップを測っても、応答が安定しない。接触の状態は?
調べること:プローブと電極の接触、位置合わせ、アラームや点検記録を担当者と確認します。チップの違いと検査系の変化を切り分けます。
関わる人:製造担当に発生状況を聞き、テスト担当や装置メーカーと、どこまで確認できたかを共有します。
装置の状態を整えた後も測定結果を確認し、点検へつなげる。良い結果が出るまで測り直して採用する仕事ではありません。
関連する設備・装置の仕事を読む →ウエハ検査の結果を分析する
テスト・品質・解析のエンジニアなど
困りごと:結果に違いがある。どの位置や条件で起きている?
調べること:ウエハ上の位置と結果、検査条件や製造記録を比べ、追加して確かめたい点を整理します。分布の見た目だけで原因を断定しません。
関わる人:テスト担当と測定の確かさを確認し、工程や品質の担当と原因候補を共有します。
結果と確認した範囲を記録し、次の工程や追加解析へ引き継ぐ。切り分け・組立の後にも検査が必要です。
関連する品質・不良解析の仕事を読む →公開職務説明を参考にした教材です。募集中の求人や各社共通の職種分類ではありません。
仕事紹介の更新・出典確認日:
最終検査を支える仕事
組立後の製品を端子から調べる。そのテスト・装置・結果を支える仕事です。
架空の困りごとで仕事の役割を紹介しています。職種名・担当範囲は会社や部門によって異なり、一人で完結せず連携して進めます。実設備の操作手順や適職の判定ではありません。
最終検査を支える3つの仕事を文章で読む
製品のテストを組み立てる
テストエンジニアなど
困りごと:組立後の製品で、端子を通じて何を確かめる?
調べること:製品の仕様に沿って信号・応答・基準を整理し、パッケージの端子を通したテストの手順を評価します。
関わる人:設計や製品の担当と確認項目をそろえ、組立や装置の担当と検査できる状態かを確かめます。
テストの条件と結果を確認して検査へつなげる。ウエハ検査の結果だけで、組立後の働きを代わりに確認することはできません。
最終検査の仕組みを詳しく読む →最終検査装置を支える
検査設備・装置エンジニアなど
困りごと:製品をセットしたのに、測定が安定しない。装置側に変化は?
調べること:製品を運ぶ装置や、端子と接触するソケット、テスタの状態を記録と照合します。製品と検査系のどちらに変化があるかを切り分けます。
関わる人:製造担当から状況を聞き、テスト担当や装置メーカーと確認を進めます。
復旧後も測定結果を確認し、再発防止へつなげる。接触の不安定さを、そのまま製品の不良と決めつけません。
関連する設備・装置の仕事を読む →最終検査の結果を分析する
テスト・品質・解析のエンジニアなど
困りごと:基準と違う応答が出た。組立前後のどこを調べる?
調べること:製品の検査結果と組立・検査条件の記録を照合し、検査系の確認や追加解析の論点を整理します。比較できる条件かも確かめます。
関わる人:テスト・組立・品質の担当と現象を共有し、必要に応じて工程や設計の担当とも確認します。
確認内容と対応を記録して品質の判断につなげる。一項目の一致だけで、出荷可否や長期の信頼性を自動判定するものではありません。
品質・不良解析の仕事を詳しく読む →公開職務説明を参考にした教材です。募集中の求人や各社共通の職種分類ではありません。
仕事紹介の更新・出典確認日:
出典・更新日
- SUMCO:シリコンウエハの製造方法
- アドバンテスト:自動試験装置の役割
- アドバンテスト:ウエハ検査・パッケージ検査の用語
- Lam Research:配線形成
- Applied Materials:配線の材料と加工
- フジミ:半導体デバイスの研磨
- DISCO:ブレードによる切断
- TI:半導体パッケージの組立技術
- TI:組立と検査の流れ
- ASML:半導体製造の主要工程
- 東京エレクトロン:製造工程と装置の役割
- ASML:リソグラフィの原理
図は公開情報をもとに独自に制作した模式図です。実物の寸法比、特定製品の製造手順や装置性能を示すものではありません。
最終更新日: / 出典確認日: